金融商品には下記のようなリスクが存在します。
金融商品共通のリスク
価格変動リスク
金融商品の価格自体が上下して、金融商品の価格が増減するリスク。
マーケットで収益を得るすべての金融商品には、価格変動リスクが存在します。
為替リスク
為替相場の変動によって、金融商品の価値が増減するリスク。
外貨預金、外国債権、外国株式など外国の通過で取引する商品には為替リスクが存在します。
インフレリスク
物価の上昇により貨幣価値が下落するリスク。
金融商品の元利金は、すべて表面上の価格で評価するため、インフレによる貨幣価値の下落を回避することはできません。
流動性リスク
換金できない、または中途換金できても解約手数料が大きく手取金額が減少するリスク。
地政学的リスク(カントリーリスク)
投資先である相手国で戦争などが発生したり、相手国政府が為替取引を制限することなどによって、投資資金が回収不能となるリスク。
債権特有のリスク
金利変動リスク
金利の変動によって金融商品の価値が増減するリスク。
特に債権は金利の上昇によって債券価格が下落しますので、債権投資には金利変動リスクが存在します。
途中償還リスク
債権が繰上償還などにより途中償還され、当初予定していた投資期間や利回りでの運用ができなくなるリスク。
信用リスク(デフォルトリスク)
債権者が債務不履行になり、元利金の全部または一部が回収できなくなるリスク。